第16回日本バッハコンクール 動画大会本選(大阪)優勝者インタビュー(中学B部門)
ご参加部門:中学B部門
お名前 :米田 陽花さん
演奏曲 :平均律 第2巻 第6番 ニ短調 BWV875
Q1:日本バッハコンクールを受けようと思ったきっかけは、なんですか?
音楽高校の受験に向けて勉強している中で、自分の基礎力をさらに高めたいと思ったのがきっかけです。私は小学3年生のときからバッハコンクールに挑戦していて、その中でバッハの音楽がますます大好きになりました。大好きなバッハをより深く学び、その経験を自分の成長につなげたいと思い、今回も挑戦しました。
Q2:課題曲を練習されてみて、いかがでしたか?
短調ならではの深みのある表現が難しく、ただ暗くならないように、その中にある緊張感や気持ちを考えながら練習しました。フーガなので声部のバランスや動きを意識し、音楽をどう組み立てるかを何度も考えました。特に冒頭のテーマは曲全体の印象を決める大切な部分なので、タッチやフレーズの歌い方のバランスがなかなか定まらず、試行錯誤を繰り返しました。
Q3:動画大会本選(大阪)当日のご様子、ご感想をお聞かせください。
本番当日は、会場に入ったときから少しピリッとした緊張感があり、ドキドキしていました。本番直前の舞台袖でホールの響きを聴いていると、とても素晴らしい音で気持ちが少し落ち着きました。『今まで練習してきたことを信じよう』と自分に言い聞かせてステージに向かいました。弾き始めるとだんだん集中でき、ホールに音がきれいに響くのを感じながら演奏できました。少しミスはありましたが、最後まで落ち着いてていねいに弾ききることができたのが、とてもよかったです。
Q4:第1位を受賞された時のご様子、ご感想をお聞かせください。
第1位を受賞したときは、すぐには信じられませんでした。『本当に自分なのかな?』と思って、頭が真っ白になりました。でも少しずつ喜びがこみ上げてきて、これまで努力してきたことや続けてきた練習の成果を実感し、『あきらめずにがんばってよかった』と心から思いました。私をいつも支えてくれる先生や家族への感謝の気持ちでいっぱいです。結果もうれしかったですが、自分なりに精一杯やりきれたことが一番うれしかったです。
Q5:今後の目標を教えていただけますでしょうか?
今後の目標は、これからもいろいろなピアノ曲を勉強していくことです。今回のコンクールを通して、一つの曲を深く学ぶことの大切さや楽しさを改めて感じました。練習は大変なこともありますが、ピアノに向かっている時間は私にとって本当に特別で、大好きな時間です。これからはバッハだけでなく、ほかの作曲家の曲にも挑戦して、自分の音楽の幅を広げていきたいです。曲が作られた時代や作曲家の思いも学びながら、気持ちのこもった演奏ができるようになりたいです。小さい頃からご指導いただいている今野万実先生には、いつも基本を大切に、丁寧に教えていただき、本当に感謝しています。先生のレッスンのおかげで、私はピアノがますます好きになりました。私も将来、先生のように音楽の楽しさや表現することの素晴らしさを伝えられる人になれたらいいなと思っています。 これからもピアノへの感謝の気持ちを忘れず、一つ一つの曲を大切に、ていねいに向き合っていきたいと思います。
【お写真】
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