第16回日本バッハコンクール 全国大会優勝者インタビュー(一般A部門)

ご参加部門:一般A部門
お名前  :田中 佳子さん
演奏曲  :平均律 第1巻 第22番 変ロ短調 BWV867




Q1:日本バッハコンクールを受けようと思ったきっかけは、なんですか?

バッハの楽曲が好きで、ここ数年は何らかのバッハ曲を並行して練習していました。バッハに真摯に向き合う皆様と同じ舞台で努力する過程そのものが、自分にとって大きな学びになると考え、参加を決めました。

Q2:課題曲を練習されてみて、いかがでしたか?

昨年夏に左小指を損傷しましたが、以前から憧れていたこの曲を選びました。実際に取り組んでみると課題が次々と現れ、音を取るだけでも精一杯でした。
学びを進めるほど新たな発見も尽きず、全国大会では先生に教えて頂いた事のほんの一部しか表現できなかったという思いです。これからも、時間をかけてこの曲を大切に深めていきたいです。

Q3:全国大会当日のご様子、ご感想をお聞かせください。

全国大会に参加できたこと自体が大変嬉しく、王子ホールで演奏する機会は夢のようでした。友人が応援に来てくれた事も大きな励みになりました。演奏には多くの反省点がありますが、大きな緊張の中でも、その時その場でしか生まれない会場の響きを感じながら最後まで弾き通せたことは、大変に貴重な経験となりました。また、出演者の皆様の素晴らしい演奏の数々に深く心を動かされ、多くの学びと刺激を頂いた、感動の一日でした。

Q4:第1位を受賞された時のご様子、ご感想をお聞かせください。

とても驚きました。今もまだ実感はありません。審査員の先生方から、音楽や練習の方向性について丁寧なアドバイスや評価を頂けたことが、大きな励みとなりました。
また、日頃より熱心に根気強くご指導くださる先生に、感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。そして併せて、運営に携わってくださった多くのスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

Q5:今後の目標を教えていただけますでしょうか?

仕事や家事の合間の限られた練習ではありますが、ピアノと向き合う時間があることで、日々の生活が豊かになっていると感じています。大好きなピアノをこれからも楽しく続けていくこと、そのために健康でいることが目標です。そして、取り組む一曲一曲に誠実に向き合いながら、表現力や技術を少しずつでも高めていきたいです。

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