第15回日本バッハコンクール 全国大会 優勝者インタビュー(大学・大学院部門)
ご参加部門:大学・大学院部門
お名前 :上村 昇馳さん
演奏曲 :イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811 プレリュード
Q1:日本バッハコンクールを受けようと思ったきっかけは、なんですか?
日本バッハコンクールは、小学生から高校生まで継続して挑戦してきたので、大学生になり挑戦しようと思いました。
Q2:課題曲を練習されてみて、いかがでしたか?
このプレリュードは長大な構成で2つに分かれていて、とても興味深い曲でした。最初の厳粛な響き、苦しみから解放される旋律をどのように表現するか深く知るほど難しく感じました。中間部分よりテンポが上がるため集中力が必要とする曲ですが、美しい和声感を表現することはとても楽しかったです。改めて、バッハの音楽の深さを感じる一曲でした。
Q3:全国大会当日のご様子、ご感想をお聞かせください。
舞台上の全国大会の横断幕のJ.S.バッハ様に「今からやるぞ!」と心の中で叫び、自分自身に気合いを入れて自分を信じて演奏しました。
Q4:第1位を受賞された時のご様子、ご感想をお聞かせください。
皆さん、とても素晴らしい演奏だったので、まさか自分が1位になれるとは思いませんでした。呼ばれた瞬間、本当に驚きました。全国大会の横断幕のJ.S.バッハ様に改めて感謝を述べたいです。 そして、いつも親身になってご指導してくださる先生に心から感謝申し上げます。
Q5:今後の目標を教えていただけますでしょうか?
イギリス組曲第6番は全曲を勉強したので、また機会があればコンクールの舞台で弾きたいと考えています。
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