第12回全国大会 優勝者インタビュー(一般B部門)

ご参加部門:一般B部門
お名前  :森 章彩子さん
演奏曲  :パルティータ第3番 BWV827 イ短調より
      ファンタジア,アルマンド,クーラント,ジーグ




Q1:日本バッハコンクールを受けようと思ったきっかけは、なんですか?

特に社会人になってからロマン派以降の曲を弾くことが多かったので、久しぶりにバッハを勉強してみようと思ったことがきっかけです。

Q2:課題曲を練習されてみて、いかがでしたか?

一定のテンポで弾く、その拍子らしく弾く(3/4拍子と3/8拍子は同じ3拍子でも感じ方が異なる等)、
各声部が何を話しているかわかるなどといった基本的に思えることの難しさと重要性を再認識しました。
そしてそれは他のあらゆる曲にとっても根底にあるものではないかと思います。
また、バッハの曲には心に迫る響きが多くあり、精緻でありながら機械的ではない、深い音楽の魅力を改めて感じる機会となりました。
Q3:全国大会当日の様子、ご感想をお聞かせください。

未熟ながら今ここで出来ることを精一杯演奏しようという気持ちで臨みました。
結果としては、響きの良いホールということもあり、楽しんで弾くことが出来たと思います。
Q4:第1位を受賞された時のご様子、ご感想をお聞かせください。

1位と聞いて驚きましたが、嬉しかったです。
今回このような賞をいただけて大変励みになりました。ありがとうございました。
Q5:今後の目標を教えていただけますでしょうか?

抽象的ですが、「良い演奏」をすることが私にとっての目標です。
私はピアニストのユリアンナ・アヴデーエワが大好きなのですが、
彼女のような物語る音に1歩でも2歩でも近づけたらいいな、と思っています。

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